29.3.2 航空交通

出張者は、別表で定められたクラス又は下位のクラスを利用するものとします。また、時間及び経路の制約の範囲内で、利用可能な最も安価な航空券を求めなければなりません。

29.3.2.1 例外

29.3.2.1.1 ファーストクラスの航空券は、本学の職員に対しては認められません(詳細については旅費ハンドブックを参照してください)。他の出張者については、例外的な状況であり、かつ用務が正当化される状況の下にある場合に限り、学長による書面の事前承認によって認められる場合があります。

29.3.2.1.2 本学の費用負担での航空券のアップグレード(通常の直行便の適格なクラスでの最低価格の航空運賃を上回る費用総額をもたらすアップグレード)は認められず、精算の対象となりません。無料のアップグレード又は出張者の負担によるアップグレードについては、出張旅費精算書等において明確に記録しなければなりません。

29.3.2.1.3 購入可能な最安値の航空券を上回る運賃であったり、適切な基準(別表)を上回る場合、その経費は支給されません。ただし、次の場合を除きます。

  1. 乗り継ぎが生じるとき
  2. 合理的ではない時間帯の旅行が必要となるとき
  3. 旅行期間が延びるとき又は大幅に飛行時間が延びるとき
  4. 移動に係る経費の抑制を相殺する費用の増加が生じるとき
  5. 出張者の健康上のニーズに照らし不適切であるとき

29.3.2.2 購入方法
本学は、事務コストの節減、旅行者の旅費立替負担軽減、 旅費の不正受給防止のため、PTA、航空会社等の取引先に代金を直接支払うことができます。ただし、財務ディビジョンが認めた取引先に限ります。PTA以外の業者を利用する場合は、原則として、例外申請は認められません。

29.3.2.3 保険
取消保険:当該保険に加入するための費用は、高額になる可能性があり、本学の出張の大部分に関して定期的に加入してはなりません。取消保険の経費は、本学の出張方針に基づく支払可能な旅費ではありません。

29.3.2.4 自家用機又はチャーター機
自家用機又はチャーター機は、酌量すべき状況がある場合のみ、かつ、学長による事前承認及び適切な保険の適用がある場合のみ、使用することができます。

29.3.2.5 その他の航空交通に関する制約
国際便において全額返金可能な航空券の購入は最小限にしなければなりません。ほとんどの場合、そのような航空券を購入するよりも、再予約をし変更料を支払う方がより安くなります。

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