7.1 基本方針

歴史を通じて、大学への私的な支援は、その成長と学問上の卓越さに不可欠なものであり続けてきました。今日でも、大学への個人、民間セクター、非営利財団その他の団体からの出資と献金は物理的および知的基盤の強化に欠かせません。こういった支援によって既存の教育や研究プログラムが増強されるのであり、また科学や技術の分野における新たな試みや、その他の振興のために必要不可欠なのです。こういったことで、本学に対し寄附を行うことや、本学が資金調達を行うことが奨励されています。

本学における資金調達には出資、献金、寄附のほか、遺贈(以下、これらを併せて「寄附」とします)によるものがあります。資金調達には、本学のイベント(チケット販売)や本学のマークやロゴの付いた物品の販売の売上によるものもあります。

本学における資金調達活動は全て、プレジデントオフィス内のファンド・レイジング・オフィサーの部署が監督、調整、指示します。ファンド・レイジング・オフィサーの部署が学長と協議の上、本学の目的に適った資金調達の構想について優先順位付けを行います。ファンド・レイジング・オフィサーの部署はこの優先順位付けに主に焦点を当てて取り組みます。

学長は、優先順位の付いた、寄付の依頼を行う方々のリストを管理します。寄附に関する依頼と交渉には、事前に学長の承認を得る必要があります。

研究支援のための寄付は、プレジデントオフィスと連携して審査し、適切な処理と取扱いを確実に行うようにします。
 

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