40.4 責務
40.4.1 職員
職員は自らの啓発及び専門知識の習得に第一義的な責任を持ちます。職員は、現在の職位での業績向上及び更なる責任を担う業務へ備えるため、自らの能力を強化させることが求められます。職員はまた、スタッフ・デベロップメントのニーズとその機会を所属長に示すためにも、建設的に業績評価のプロセスを活用し、日常的にコミュニケーションを取ることが奨励されます。
40.4.2 所属長
スタッフ・デベロップメントにおける所属長の役割は、職員の能力開発に対する助言者又は相談相手となることです。所属長は、監督する職員に対して、職員のスタッフ・デベロップメントのニーズについて議論する機会を確保し、内部及び外部の変化に効率的に対応できるよう、定期的にスタッフ・デベロップメントのニーズについて考慮しなければなりません。必要に応じて関係職員のスタッフ・デベロップメント・プログラムへの参加を承認し、通常業務を免除しなければなりません。
また、組織的なスタッフ・デベロップメント・プログラムの計画及び実施が必要と判断した場合には、教育研修セクションにその旨を通知しなければなりません。教育研修セクションはユニット又はディビジョン/セクションの長と必要に応じて協働し、ユニット又はディビジョン/セクションのニーズに特化した研修を開発し、又は利用できるようにします。
40.4.3 教育研修セクション
教育研修セクションは本学における研修一般について責任を有します。教育研修セクションは、職員の共通したニーズを満たすスタッフ・デベロップメント・プログラムの計画及び実施、研修・開発のニーズの分析及び関係部署間に必要な調整を行う責任を有します。
40.4.3.1 この要件に応じるため、教育研修セクションは次のことを行います。
- 研修のニーズ及び要望に関する定期的な調査。
- 一般的及び専門的な研修・開発アクティビティーの計画及び実施。
- 研修・開発アクティビティーに係る、ユニット又はディビジョン/セクションとの調整、及びユニット又はディビジョン/セクション間の調整。