26.3.5 決算

決算は、事業年度の会計記録を整理して、事業年度末の財政状態及び運営状況を明らかにすることを目的とします。

26.3.5.1  月次報告書
経理責任者は、月次の財務状況を明らかにするため26.3.5.2の規定に定める書類を作成します。
 
26.3.5.2  月次報告
26.3.5.1に規定するの書類は以下のとおりです。

(1)   合計残高試算表

(2)   計算証明規則第69条(昭和27年6月7日会計検査院規則第3号)により会計検査院に提出が求められている書類

26.3.5.3  月次決算手続
経理責任者は26.3.5.1の規定に定める月次報告書の作成にあたり、以下の手続を実施しなければなりません。

(1)   合計残高試算表と予算執行状況表の照合

(2)   債権、債務及び仮勘定の内容についての検証

(3)   固定資産について帳簿と固定資産台帳の照合

26.3.5.4  年度決算
経理責任者は、年度決算に必要な手続きを行い、学園法に規定する財務諸表等についてその案を作成して理事長・学長に報告しなければなりません。
 

26.3.5.4.1  理事長・学長は当該財務諸表の決定を行います。

26.3.5.5  財務諸表等
理事長・学長は、26.3.5.4の規定に定める財務諸表等に、監事の意見を付し、事業年度の終了後三月以内に内閣総理大臣へ提出しなければなりません。

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