27.2 留意すべき事項

予算構造は、本学の組織及び管理運営構造を可能な限り反映させ、責務と説明責任について明確化するためのものです。

予算責任を行使するためには、予算執行状況について適宜的確な情報へ簡単にアクセスできることが求められます。本学は、ERPシステムを導入しており、適宜的確な予算情報へのアクセスが可能です。よって、各予算管理者及び予算保有者は、このシステムについて、精通していなければなりません。

予算配分は、学園の管理及び経営について最終的権限と責任を有する理事会からの委任を受けた理事長・学長が、事務局長の統括の下、副学長(財務担当)を通じて行います。副学長(財務担当)は、予算計画及び執行に関する責任を予算執行の責任を有する各副学長及び同等レベル(2.4.5参照)の職位の者に再委任します。再委任された副学長等は、当該予算の執行について責任を持ちます。

当初の予算配分の後に、予算の修正及び再配分を行うことがあります。

本学の予算は、収入予算と支出予算によって構成されます。本学の予算は、全ての本学の財源、並びに全ての運営費及び建物・施設を含む資本的支出を統合したものです。

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